「しっくのん」の特長は?
Q1: しっくのんと従来の漆喰との違いを教えてください。
A1: 従来の漆喰は左官さんが現場で水・スサ・ふのりなどを調合してコテで仕上げていましたが、しっくのんは、出荷の段階で全ての材料を調合しています。また、従来の漆喰は粉末ですが、しっくのんはスラリー(液状)ですので、ローラーや刷毛で簡単に塗ることができます。(※コテ塗りはできません)
| しっくのん&漆喰 比較表 | ||
|---|---|---|
| しっくのん | 漆 喰 | |
| 主原料 | 消石灰+水 | 消石灰+水 |
| 性状 | スラリー | 粉体 |
| 調合 | 既調合 | 現場調合 |
| 施工方法 | ローラー・刷毛 | コテ |
| 施工面積(目安) | 約2m2/㎏ | 約0.8m2/㎏ |
| 施工業者 | 主に塗装業者 | 主に左官業者 |
| 塗り重ね | ○ | × |
| 不燃性 | ○ | ○ |
| 調湿性 | ○ | ○ |
| ホルムアルデヒト 発散等級 |
指定対象外 | 指定対象外 |
「しっくのん」の特長は?
Q2: しっくのんは素人でも塗れますか?
A2: しっくのんは、ローラーで塗りますので、経験の無い方でも比較的簡単に塗ることができます。
上手に塗るコツは、力を入れて押し付けるような塗り方は避けて、力をあまり入れず、軽く塗り伸ばしてください。搾り出すように塗ると、塗装ムラの原因になります。また、同一面は休まず塗ってください。途切れますと、その部分が塗膜の厚さムラになります。
上手に塗るコツは、力を入れて押し付けるような塗り方は避けて、力をあまり入れず、軽く塗り伸ばしてください。搾り出すように塗ると、塗装ムラの原因になります。また、同一面は休まず塗ってください。途切れますと、その部分が塗膜の厚さムラになります。
施工道具について
Q3: ローラーはどのようなものがよいですか?
A3: ホームセンターなどにある、中毛13~14mmのものが比較的塗り易いです。また、ローラーの種類によって表面が変わります。使用後は直ぐに水で洗浄してください。乾燥しますと塗料が取れにくくなります。施工を中断する場合は、ローラーをサランラップに包んでおくと固まらずに済みます。

下地処理について
Q4: 下地の処理はどうすればいいですか?
A4: 塗装の境界部分等はマスキングテープやマスカー(ビニール付養生テープ)、新聞紙等でマスキングして下さい。木部に塗料が付着すると、木の材質によっては変色する場合があります。
塗装面の汚れ(油分・手垢・ホコリなど)は、十分に落として下さい。
塗料が接着しにくくなったり、塗膜に浮き出てくる可能性があります。下地は十分に乾燥させて下さい。特に、冬場は下地が凍結している場合があり、そのまま施工すると接着不良を起こす恐れがありますので、施工前には凍結がないか確認してください。
a)石膏ボード
石膏ボードのジョイント部は適切な処理を行わないと、塗装後にクラック発生の原因となります。
よく乾燥していることを確認して下さい。 エフロ、レイタンス、ゴミ、汚れ等はワイヤーブラシ、サンドペーパー等で除去して下さい。打継ぎの段差、目違い、異物の突起、セメントかす等はサンダーで平滑にして下さい。ピンホールやクラックがある場合は補修して下さい。
c)合成樹脂ペイント及びクロス
汚れをしっかりと落として下さい。特に油分、油膜があるとしっくのんの接着性が劣ります。タバコのヤニ等はしっくのんの塗膜に浮き出てくる可能性があります。その場合はアク止め処理を行って下さい。
注意:合成樹脂ペイント及び塩化ビニルクロスにはしっくのんAは塗布できません。(クラックが入りやすくなります)
塗装面の汚れ(油分・手垢・ホコリなど)は、十分に落として下さい。
塗料が接着しにくくなったり、塗膜に浮き出てくる可能性があります。下地は十分に乾燥させて下さい。特に、冬場は下地が凍結している場合があり、そのまま施工すると接着不良を起こす恐れがありますので、施工前には凍結がないか確認してください。
a)石膏ボード
石膏ボードのジョイント部は適切な処理を行わないと、塗装後にクラック発生の原因となります。
1. 石膏ボードのジョイント部は所定のピッチで、ネジまたは釘で胴縁にしっかりと固定して下さい。
2. ジョイント部には図1.のように必ず4~6㎜の大きめのテーパーを取って下さい。図2.のようなテーパーのないジョイントは避けて下さい。
3. テーパーを取るとジョイント部に石膏面が露出します。石膏はパテとの接着性が非常に弱く、クラックの原因となります。石膏とパテとの接着性を高める為に、効果のあるシーラーを筆(もしくは刷毛)で塗って下さい。
しっくのんを約10%の水で希釈して薄く塗っても効果があります。
4. ジョイント部のパテは無機系の物を使用して下さい。樹脂系のパテは、塗膜の隠ぺい不足やクラック発生の原因となる場合がありますので、使用しないで下さい。
※ パテの材質によってはしっくのんの塗膜にパテのアクが浮き出る場合があります。懸念される場合は、アク止め処理を行って下さい。
5. パテは目地幅より広めに塗って下さい。
6. パテ部にヤセやクラックが発生していないことを確認し、グラインダーやサンドペーパー等で研磨して下さい。その際、図3.のように僅かにパテ厚を残して下さい。図4.のように研磨しすぎると、しっくのんを塗装した際、塗装ムラの原因となる場合があります。
b)コンクリート及びモルタル2. ジョイント部には図1.のように必ず4~6㎜の大きめのテーパーを取って下さい。図2.のようなテーパーのないジョイントは避けて下さい。

しっくのんを約10%の水で希釈して薄く塗っても効果があります。
4. ジョイント部のパテは無機系の物を使用して下さい。樹脂系のパテは、塗膜の隠ぺい不足やクラック発生の原因となる場合がありますので、使用しないで下さい。
※ パテの材質によってはしっくのんの塗膜にパテのアクが浮き出る場合があります。懸念される場合は、アク止め処理を行って下さい。
5. パテは目地幅より広めに塗って下さい。
6. パテ部にヤセやクラックが発生していないことを確認し、グラインダーやサンドペーパー等で研磨して下さい。その際、図3.のように僅かにパテ厚を残して下さい。図4.のように研磨しすぎると、しっくのんを塗装した際、塗装ムラの原因となる場合があります。

よく乾燥していることを確認して下さい。 エフロ、レイタンス、ゴミ、汚れ等はワイヤーブラシ、サンドペーパー等で除去して下さい。打継ぎの段差、目違い、異物の突起、セメントかす等はサンダーで平滑にして下さい。ピンホールやクラックがある場合は補修して下さい。
c)合成樹脂ペイント及びクロス
汚れをしっかりと落として下さい。特に油分、油膜があるとしっくのんの接着性が劣ります。タバコのヤニ等はしっくのんの塗膜に浮き出てくる可能性があります。その場合はアク止め処理を行って下さい。
注意:合成樹脂ペイント及び塩化ビニルクロスにはしっくのんAは塗布できません。(クラックが入りやすくなります)
しっくのんの適用下地は?
Q5: 「しっくのん」はどのような下地に塗れますか?
A5: 石膏ボード、コンクリート、セメントモルタル、合成樹脂ペイント、クロスなどに塗れます。
木材・合板はアクが出る為、直接塗布できません。市販のアク止めを塗ってからしっくのんを塗って下さい。
※合成樹脂ペイント、クロス下地については、種類や状態によって塗布できないものもあります。
(防水・撥水加工がしてあるものなど)
※吸い込みの激しい下地の場合は、シーラーを塗布した上に、しっくのんを塗ってください。
(防水・撥水加工がしてあるものなど)
※吸い込みの激しい下地の場合は、シーラーを塗布した上に、しっくのんを塗ってください。
木材・合板はアクが出る為、直接塗布できません。市販のアク止めを塗ってからしっくのんを塗って下さい。
注)石膏ボードにしっくのん及びしっくのんAを塗布する場合、下地を適切に処理すれば直接塗ることは可能ですが、主原料が古来のしっくいと同様消石灰であることにより、特性上乾燥収縮が起きやすく※ジョイント部やコーナー部に軽微なクラックが入る場合があります。
※しっくのん及びしっくのんAは、塗布後乾燥していくにつれて空気中の二酸化炭素と反応し、原料の石灰石に戻っていく性質があります。
※しっくのん及びしっくのんAは、塗布後乾燥していくにつれて空気中の二酸化炭素と反応し、原料の石灰石に戻っていく性質があります。
標準使用量は?
Q7: 「しっくのん」は1缶でどのくらい塗れますか?
A7: 仕上げ材「しっくのん」 (m2数は2回塗り仕上げ時の値です)
3㎏(ペール缶)・・・・・・約 6m2/個
10㎏(ペール缶)・・・・・・約20m2/個
16㎏(角缶)・・・・・・・・約32m2/缶
下塗り材「しっくのんA」 (m2数は1回塗り時の値です)
3㎏(ペール缶)・・・・・・約12m2/個
10㎏(ペール缶)・・・・・・約40m2/個
16㎏(角缶)・・・・・・・・約64m2/缶
3㎏(ペール缶)・・・・・・約 6m2/個
10㎏(ペール缶)・・・・・・約20m2/個
16㎏(角缶)・・・・・・・・約32m2/缶
下塗り材「しっくのんA」 (m2数は1回塗り時の値です)
3㎏(ペール缶)・・・・・・約12m2/個
10㎏(ペール缶)・・・・・・約40m2/個
16㎏(角缶)・・・・・・・・約64m2/缶
標準膜厚
Q8: テクスチャーは付けられますか?
A8: しっくのんは主にローラーで施工しますので、1回の施工で塗膜の厚さが0.1~0.2㎜になります。2回塗りで0.3~0.4㎜ですから、テクスチャーを付ける事はできません。
*しっくのんを厚く塗ると、ひび割れや塗膜剥離等の原因となりますので避けて下さい。
*一般的なクロスのように表面に凹凸のあるものに塗装した場合、凹凸を隠して平滑に仕上げる事はできません。また、ツルッとした仕上げもできません。(ザラッとした仕上がりになります)右記写真参照
*しっくのんを厚く塗ると、ひび割れや塗膜剥離等の原因となりますので避けて下さい。
*一般的なクロスのように表面に凹凸のあるものに塗装した場合、凹凸を隠して平滑に仕上げる事はできません。また、ツルッとした仕上げもできません。(ザラッとした仕上がりになります)右記写真参照

塗装間隔
Q9: 「しっくのん」は2回塗りで仕上げるとありますが、1回目と2回目の間はどれくらい空ければ良いのですか?
A9: 気温、湿度等の気象条件によって異なりますが、石膏ボード等の吸水性の大きい下地の場合は3時間以上、合成樹脂ペイントやビニールクロス等の吸水性の小さい下地の場合は6時間以上間隔を取って下さい。
(重ね塗りをする際は、下地が指触乾燥以上に乾燥していることを確認してから塗装して下さい。)
(重ね塗りをする際は、下地が指触乾燥以上に乾燥していることを確認してから塗装して下さい。)
塗装要領
Q10: 塗装をする上での注意点を教えて下さい。
A10: しっくのん及びしっくのんAは、普通の合成樹脂エマルジョンペイントとは異なり、消石灰などの粒子が主原料です。このため、塗膜の重なり部分がムラとなりやすく、塗膜が多孔質になるため吸水性が大きく、塗り重ねる場合は塗りにくくなります。
以下留意点として、
以下留意点として、
1.塗り伸ばし
ローラーに塗料を十分含ませて塗り伸ばしますが、力を入れて搾り出すような伸ばし方は避けて、軽く無理なく伸ばせる程度で止めて下さい。塗りムラの原因となります。
2.同一面の塗装
区画された同一面は休まずに塗装して下さい。途切れるとその部分が塗膜厚さのムラになります。
3.水による希釈
基本的に無希釈で使用します。但し、気象条件等で塗りにくい場合には、1~2%の水で希釈してください。
希釈しすぎると下地の隠蔽性が低下したり、色ムラの原因となりますので注意してください。
※「しっくのん」は消石灰、炭酸カルシウムなどの自然素材が主原料です。
下地の状態や塗り方、気象条件などによって塗りムラやクラックが発生する場合があります。
当社では施工方法の不具合による責任は負いかねますので、ご了承ください。
ローラーに塗料を十分含ませて塗り伸ばしますが、力を入れて搾り出すような伸ばし方は避けて、軽く無理なく伸ばせる程度で止めて下さい。塗りムラの原因となります。
2.同一面の塗装
区画された同一面は休まずに塗装して下さい。途切れるとその部分が塗膜厚さのムラになります。
3.水による希釈
基本的に無希釈で使用します。但し、気象条件等で塗りにくい場合には、1~2%の水で希釈してください。
希釈しすぎると下地の隠蔽性が低下したり、色ムラの原因となりますので注意してください。
※「しっくのん」は消石灰、炭酸カルシウムなどの自然素材が主原料です。
下地の状態や塗り方、気象条件などによって塗りムラやクラックが発生する場合があります。
当社では施工方法の不具合による責任は負いかねますので、ご了承ください。